トランプ大統領は負けた、正義は負けるのか?

 私の予想、希望的観測でもあった「トランプは勝つ」は、外れた。

 トランプ大統領は、選挙に勝ったが、再選に負けた。最終的に現時点では、負けである。「トランプは勝つ」という言葉には、トランプが正義を代表しているから、勝つだろうという信念が込められていた。

 正義は必ず勝つと、今でもそう思っているが、ただ正義の定義と合意が今のところ、定まっていないことが証明された。その定義が分断されており、多様化していることが証明された。この辺を読み切れていなかったのは、私自分の未熟さがあったからだ。

 選挙前に、私はトランプの勝算が98%で、残りの2%の可能性は、神様が人類を見捨てた1%と、人類に更なる試練を与えた1%だと言った。結果として、後者の1%が現実になったと思う。

 正義は必ず勝つ。だが、試練がまだ足りないと、神様がそうお考えになっただろう。我々人類は甘かった。現実を変えるのは、アメリカという国の大統領、トランプという1人に託していいのか。これは彼に過酷な期待であり、我々の無責任な依存願望でもあった。

 来週は数日、作業場を離れて、考える時間を作りたい。

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