ウクライナ軍の総崩れ、すでに始まった

 ウクライナ軍の総崩れはすでに始まっている。中国の軍事専門メディアが報じた。

 ウクライナ軍は士気が低下中。賃金未払い、補給や装備、食料の不足に抗議する兵士の動画がネット上に出回り、戦争の進行とともに下層部と上層部の間で対立が起き始めている。武器を与えられない、給料をもらえない、ひどい扱いを受ける、生贄状態だ。ウクライナ国内の政治家や外国人傭兵が相次いでウクライナから逃げ出している。

 マリウポリ陥落は実質上、戦争の折り返し地点になった。ウクライナ軍絶不調の原因は概ね以下の通りだ――。

 ① 欧米から支援された武器の一部は闇市へ流れている。
 ② 軍備予算を含む支援金の大部分はいろんな関係者の手に落ちている。
 ③ 欧米新型武器の使用研修訓練に時間がかかる。
 ④ ロシアのピンポイント爆撃が奏功し、ウクライナ国内に搬送された支援武器はどんどん爆破されている。
 ⑤ ウクライナ軍は精鋭部隊(アゾフを含む)を失い、すでに重度の兵力・人手不足状態に陥っている。
 ⑥ ドンバス地域では、ロシア軍は各個撃破戦術を施し、いくつの都市にウ軍は3方向から包囲され、残された1方向で逃げるか、マリウポリ同様の兵糧攻めを受けるかの選択を強いられている。

 ロシアは、短期戦(ドンバス地域)と長期戦(ウクライナ全土)の「ハイブリッド型」対応仕様は正しかった。現状では、ロシアは核を使う必要も、中国による軍事支援を受ける必要も、ない。

 最後にもう一点。クレムリンは「キーウ(キエフ)再攻撃」を匂わせている。これはおそらく調虎離山(調って虎を山から離す)の計だろう。黒海の海上ルートを奪取し、まずはウクライナを内陸国家にしたほうが得策といえる。だから、次はオデッサだろう。キエフは最後。

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