ハワイ(5)~素顔で素朴な郷土美人と知的でエレガントな名門淑女

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 1月19日(木)、モロカイ島からラナイ島へ移動。アイランド・エアのセスナ機でわずか10分のフライトで、パイナップルの島、ラナイ島に到着。

72747_1ラナイ空港到着、ターミナルビルならぬターミナル小屋

 日本発のツアーでは、オアフ島以外の離島になると、マウイ島やハワイ島が中心で、せいぜいカウアイ島止まり。モロカイやラナイにはほとんど行かない。その理由は、この2島に目玉となるような観光スポットがないし、宿泊施設にも大きな問題がある。

72747_272747b_2ラナイ島Hulopoe Beach

 前述のとおり、モロカイ島には田舎っぽい小型ホテル2軒しかない。一方、ラナイ島には、ハワイ屈指のラグジュアリーなフォーシーズンズ系のリゾート2軒とビジネスホテル1軒しかない。このため、モロカイもラナイもツアーとして使いにくい。団体客がほとんどいないことが、この2島の最大な魅力だ。

72747_372747b_3ラナイ島の花々

 モロカイ島はいかにも古き良きハワイらしさが残る癒しの島になっている一方、ラナイ島は静かに贅沢な大人のハワイアン・リゾートを楽しむ絶景の地として魅力をアピールしてくれる。

72747_472747b_4ラナイ島の花々

 モロカイは素顔で素朴な郷土美人だとすれば、ラナイは知的でエレガントな名門淑女になる。この2島を回遊し、強烈なコントラストを楽しむのが、今回のハワイ旅行のテーマである。

さあ、ラナイ島上陸。

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