マレーシア銀行口座の開設、HSBCと邦銀の話

 6月14日、香港上海銀行(HSBC)上海支店から連絡が入る。HSBCマレーシア口座が開設終了。

 移住の本ビザを受けるために、50歳未満の場合、先立って必要な資金30万リンギット(約800万円)をマレーシアの国内銀行口座に送金し、定期預金しなければならない。定期預金は、2年目以降、医療費、家の購入、同行した子供の教育費の目的に限り15万リンギット引出OK。ただし、マレーシア居住期間中は15万リンギットを定期預金で維持する必要がある。

 HSBC銀行は本当に便利な銀行だ。私の場合、会社も個人も現在HSBCをメインバンクとして取引をしている。当社エリス・コンサルティングは上海に2001年設立した当時からHSBCで、すでに取引が11年間も続いてきた。

 邦銀の方には申し訳ないが、日本の銀行は本当に使いづらい。そもそも、本当に国際的に活躍したいという姿勢が見られない。私の場合、日本国内ではしかたがないから、日本の銀行を使っているが、ほかにはまったく魅力を感じない。

 ロイター時代から、金融機関相手の商売で数多くの金融系の友人もいるが、彼たちの前でも率直に言っているわけだ。