仕事納めできずに年末に突入した。仕事や来客の都合で、今年は年末年始クアラルンプールの自宅で過ごすことになった。
最近、仕事場を書斎兼事務室から、室外のテラス・プールサイドに移した。まず、省エネと電気代の節約。昼間は家中エアコン1台もつけない、ファンだけ回せば結構涼しいし、室外で仕事していれば、まったくエアコンの必要がなくなった。自然の風に吹かれて実に心地よい。
マレーシアは熱帯といっても、通年日中せいぜい32℃～33℃、夜間は25℃くらいで日本や中国のような熱帯夜はない。昼夜をとわず、風通しがよく、体感温度が高くない。私のような極度の暑がりでも苦にならない。
事務室に閉じこもって仕事をしていると、5～6時間休まずにパソコンとにらめっこすることも珍しくない。健康にきわめて悪い。室外にいれば、小鳥のさえずりや風、木漏れ日、自然界の変化を機敏に感じ取り、知らないうちに休憩になっていたりする。
さらに、長めの休憩にプールでひと泳ぎする。なんてこともできるのだ。これは上海時代でありえないことだ。
というような準リゾートを兼ねた変則的な仕事の延長で、新年を迎えたいと思う。