今年の回顧、年末の雑談

 大晦日の実感が全くわかない。これも、季節感の問題だろう。大晦日は寒い季節であるという先入観があって、現に常夏の南国にいれば倒錯した不思議な感覚である。

 今年のまとめ。10大ニュースならぬ3大出来事しかない。

 まず、年初のミャンマー進出は第一弾が不発。私の急進的な始動が現地の悠長なペースと激しくミスマッチを起こし、過酷な環境で立て続け何回も体調を崩した。それが来年2014年にゆっくりと再起動する。

 次に、私は48歳の「超高齢」で大学院を卒業し、辛うじて「法学博士」たる美名を頂戴することになった。「博士」とは、「はくし」「白紙」である。一度ゼロベースに戻すべく、大きく動き出した。

 動き出したのは、「職住分離」で職場を中国に残しつつも、居をマレーシアに移すというビッグイベント。10月初旬にクアラルンプールに住み始め、あっという間に3か月が経とうとしている。結論は移住が正解だった。

 まあ、こんな感じ、2勝1敗の2013年だった。締めくくりは、何と言っても安倍首相の靖国参拝。デモとか何とか周りが言っているのだが、私はない、ない、ないと、参拝当日にフェイスブックで予想したとおりだ。中国もご苦労様でカードを全部出し切ったから、これからは大変だ。

 いずれ、日中関係が氷河期に突入するのは間違いない。いや、もう突入している。地球の温暖化で氷河がだんだん溶けることもあるので、まあ、気長に・・・。あっ、これ、マレーシアのスローモードだ、気が付いたら私も少しずつ現地化が進んでいるようだ。

 ということで、来年も引き続きこのブログで私の雑談、ときには毒舌(最近は、減っていると思うが)にお付き合いのほどお願い申し上げます。今年は本当にありがとうございました。皆さん、よい年をお迎えください。