同じ空の下で・・・

 上海事務所から慰安旅行でやってきたスタッフを案内してクアラルンプール観光。実は自分も本格的な名所巡りがはじめて。前夜までに一応ガイドブックを読み込んで、道順を考え、カーナビに設定登録を済ませた。なんとか無事にツアーガイド役をこなせた。

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 自分だけなら絶対に登ろうとしないKLタワーに登った。運よく晴天に恵まれ、遠い山々までパノラマ展望が眼下に広がり、圧巻。上海からの来客だと、まずは「空気が本当にきれい」という感想陳述から入る。自分たちだけがこのマレーシアに住んで、酷いPM2.5下で生活する皆さんには本当に申し訳なく思っている。機会がある限り、きれいな空気をプレゼントさせてもらいたい。

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 クアラルンプールはそれほど観光名所があるわけではない。景観地帯は半日で回れてしまう。夕食はやはり、景色を楽しんでもらいたいので、ベストビューの「ルナー・バー(Luna Bar)」へ案内した。夕日が沈み、ローヤルブルーの夜空に、一輪の新月が浮かび、クアラルンプールの夜は幻想的だ。

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 「同じ空の下」。ふと、思い出したのはこの歌。空の景色はいろいろだが、みんな同じ空の下で暮らしているのだ。

 「明日も笑えるよきっと、何かが待っていても・・・。夢は叶うよ。さぁ歩み続けよう、やがて時は満ちてく。いけるところまでいこう。同じ空の下で」