上海時代友人のマレーシア移住、南国の太陽で明るく幸せになる

 昨晩は、上海の仲間でマレーシアに移住してきた日本人経営者N氏ご一家を招いて、自宅の庭でしゃぶしゃぶの歓迎会を開いた。

 お嬢さんはしばらく見ないうちにすっかり背が伸びて美人になった。「上海とマレーシア、どっちが好き?」と私が聞く。「マレーシア!」。考えもしなかった回答には少し驚く。「マレーシアに比べて上海で良かったとこは?」今度私は質問を変えてみる。「ない。全部マレーシアがいい。あっ、上海のお友達と別れるのが辛かった。でも、新しい友達できたよ」。南国の太陽のような無邪気な笑顔。

 N氏ご夫人も半年前より顔色が良くなり、表情もすっかり明るくなった。3年前初めてクアラルンプール視察で来られたときに比べて全然若くなって、人間が変わったようだ。「いろいろ、不安もたくさんありましたが、住んでみて本当に良かったと思います」「上海は?」「いやいや、この一生、もう住むことはないと思います。戻りたくないわ」

 「立花さんが羨ましい。月の大半はマレーシアですからね。私は逆で中国とかの出張でマレーシアは月に1週間しかいられません。もっとゆっくりこちにいたいですね、いつか立花さんのような生活パターンになりたい」。N氏ご自身の感想。

 N氏は2012年に私の「マレーシア移住講演会」を聞いて、すぐに移住を決断し、行動に移った。手続きや準備で2年かかって、昨年2014年後半にクアラルンプールに移った。私の講演会を聞いて移住を決められただけに、何だか責任感をもってしまう。一家お幸せになったことを見て、安心した。