3月29日午後、マレーシア航空で上海浦東に到着。
空気が悪い。情報の流れも悪い。ネットのアクセス状況がますます悪くなったような気がする。全体的に閉塞感が漂って息がつまりそうだ。開放的な南国に住む私には、対比の強烈さが余計際立ってしまうのだろう。
3月、またもや日本人駐在員の帰国ラッシュだ。日本人学校の生徒数変動や不動産賃貸件数などのベンチマークも軒並みネガティブだ。「外資企業の撤退は大したものではない」という官製情報と小市民の肌感覚のかい離を実感する。
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3月29日午後、マレーシア航空で上海浦東に到着。
空気が悪い。情報の流れも悪い。ネットのアクセス状況がますます悪くなったような気がする。全体的に閉塞感が漂って息がつまりそうだ。開放的な南国に住む私には、対比の強烈さが余計際立ってしまうのだろう。
3月、またもや日本人駐在員の帰国ラッシュだ。日本人学校の生徒数変動や不動産賃貸件数などのベンチマークも軒並みネガティブだ。「外資企業の撤退は大したものではない」という官製情報と小市民の肌感覚のかい離を実感する。
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お忙しいところ、コメントありがとうございます。
立花先生は下方修正的な閉塞感をお感じになられているというので、もしかしたら、上海と他の都市で雰囲気が違うのかなとも思いました。
深圳で景気の悪化を強く感じない理由の一つに、地下鉄の工事があります。上海だとすでにこれ以上敷けないぐらいに縦横無尽に走っているのだと思いますが、深圳はまだネットワークが完成しておらず、かなりの本数の地下鉄工事が平行して行われています。’巨大な工事ですから、経済の下支えとしては相当大きな影響力があるのかと思います。
通勤圏にしてもそうですね。数年来の交通整備(地下鉄・高速道路建設)が実を結んだのか、以前は見られなかった郊外から都市中心への通勤が多くみられるようになってきました。以前の工業区から、背広姿で都市中心へ出勤する人たちが増えてきています。地価の安い郊外からの出勤ということなんですが、これなども経済下方気味の経済というより上り傾向の経済に見られる現象のように見えるので、GDPとのラグが興味深いですね。
すでに頂点に達してしまった上海とまだ上昇余地のある都市とのラグが立花先生が感じられている閉塞感と私が感じる活気の差なのかもしれません。立花先生は広州にもたまにお行きなるかと思いますので、上海の経済で感じた閉塞感と同じものがあるかどうか感想が伺えたらと思います。
いつもありがとうございます。
黒岩さん、地域地区別に特化した精緻な掘り下げができなくてすみません。それよりもより広義的、政治的雰囲気も折り込んだ肌感覚の発露が主旨でした。
ご回答ありがとうございます。
いや、私はGDPとして数字で出ているものを疑うつもりはありません。下方になっているのは間違いないのでしょう。(経済が下方修正されたからと言ってどうなるような敏感な生活を送っているわけでもありませんので比較的客観的だと思います)。
ただ、立花さんが投資側をみるように、私が消費者側としてみた場合、傾向の変化こそあれ、消費は相変わらず旺盛なので、このズレは何なのかなと思っている次第です。
日本のバブル崩壊のときは、もっとガタガタと崩れるような風で、一つの募集に何百もの人が群がるような有様だったから、もっと殺伐とした雰囲気でした。それに比べるとなんとも元気な街の様子に驚いています。これはいわゆるソフトランディングなんでしょうか。
年々給与が上がり調子だから、消費意欲が衰えないんでしょうか。あるいは不動産業が柱の社会から、自動車産業が柱の社会への移行がうまく行っていて、影響が出にくいのか。日本のようにひどい円高(元高)に悩まされないで済んでいるというのもありますね。
深圳郊外のいくつかのデパートでは、テナントの出店の勢いがやや衰えたというところはありますが、どちらかというとここ数年で行われた過剰な出店が調整されているというイメージで、劇的に閉店が続いているということはありません。閉店する店があれば、そこに新たな店が出店します。
給与の上昇が続いたことが原因なのでしょうが、消費者が消費を楽しむことを覚えたというのも大きいかと思います。以前は、ちょっと凝ったデザートなどは、市内にしかありませんでしたが、どんどん郊外の方へ広がってきて、それを楽しむ人たちがいます。(出稼ぎ族にはちょっと高すぎると思うのですが、皆けっこうお金を持っているんですよね)。3D映画館もどんどん郊外に出てきてます。
コーヒーを出すような軽食屋でも面白い変化があります。以前は、どこもインスタントコーヒーばかりでした。たまにレギュラーを出すところがあってすぐにつぶれたんですが、最近はレギュラーを出すような店が定着しつつあります。
こういった消費の多様化というのは経済を支えるのに大きな力を発揮しそうな気がします。
プラスかマイナスかわからないのですが、露店がどんどん増えています。この露店にまた人が集まるんですよね。職にあぶれた人たちが露店をやって、そこに出稼ぎ族があつまってショッピング。
これらがある日、パタッと活気がなくなるとしたら、少し怖いですね。
黒岩さん、コメントありがとうございます。消費市場の各論を研究、展開するつもりありませんので、ご了承ください。
上海はそんな感じなんですか。繁華街がガラガラとかそんな風なのでしょうか。
深圳郊外は、高めのスーパーでも、土日となると人でいっぱいです。レジの行列もすごいです。繁華街も大混雑。リンゴとか、今や500g10元となっていますが、それでも売れているみたいです。自動車の増え方も、前々から凄かったですが、もう尋常ではない気がしますね。そこら中が臨時駐車場になってきています。
強いて言えば、高級店のテナントとかは、暇そうかもしれません。
黒岩さん、視点はそれぞれ違うと思いますが、私はものすごく下方修正的な閉塞感を感じましたね。ほぼ一年前に、私はGDPの下方修正を言って某コンサルタントとさんざん議論までしました。結果はやはり下方修正でしたね。あえて言わせてもらいますが、GDPはいまとっくに7、いや6、もしかすると5を切っているように思えます。消費者よりも、私はまず経営側を見ますね。儲かっていれば追加投資をどんどんするのが資本家ですからね。まあ、私自身も含めて中国で仕事をしている人間は、どうしてもまだ大丈夫だと思いたいのですね。まだ大丈夫だという自分を安心させる材料だけを探すこと自体がすでにリスクの予兆だと思います。