TPP、変わるベトナムと変わらぬ中国の労働組合現場
S. Tachibana
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の署名式がNZで行われた。今回のTPP、私がもっとも注目しているのは、ベトナムと中国だ。 一般論的には参加12か国の中でももっとも「途上度」の高いベトナムは、…
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【事例】労働法改正後初紛争、ネット通販大手配達員が労務派遣制度に反旗
S. Tachibana
【事例】 2013年1月4日、ネット通販大手「1号店」(上海益実多電子商務有限公司)の配達員だった徐さんは、労務派遣や不当解雇問題について深圳市羅湖区労働人事紛争仲裁委員会に仲裁を申し立て、1号店に…
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濫訴常態化、労働紛争めぐる「悪意訴訟」の頻発で企業利益侵害
S. Tachibana
少し前に、北京市海淀区人民法院で労働者による「悪意の訴訟」の審理が行われた。被告人の王は、労働契約書を偽造して、歩合給および経済補償金90万元弱の支払いを会社に求めていた。最初の仲裁では王の要求が認…
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【事例】ウォルマート常徳店閉鎖紛争、「法の支配」逸脱の協議解決
S. Tachibana
【事例】 米ウォルマートの湖南省常徳市の店舗閉鎖をきっかけとした労使紛争で、常徳市労働人事争議仲裁委員会で労働調停が始まり、5月26日と27日の両日の仲裁審理を経て、従業員側は1日、会社側が示した訴…
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中国法初のスト権是認か、広東省企業集団契約条例草案に香港商会連名書簡で猛抗議
S. Tachibana
3分の1の従業員が賃金待遇の改善を求めれば、現行の賃金待遇や福利、労働保護等の如何を問わず、企業は従業員と新たに集団交渉をしなければならない。さもなければ、従業員は「停工権」(業務停止権)を発動する…
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各地相次ぎストライキ拡大中、日系企業にも頻発
S. Tachibana
世界最大の運動靴メーカー、裕元工業集団(台湾)が広東省東莞市で設立した裕元靴工場で4月14日、3万人の従業員によるストライキが始まり、6つの作業場の稼動が停止した。さらに、4月16日に5万人以上の大…
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スト権認定か、中国はスト全盛期へ突入する
S. Tachibana
昨日の「ストライキ・集団労働闘争対策セミナー」(上海)は、当初20名の予定だったが、2回定員超過の増席で、最終的に50名の開催となった。 2014年6月13日、「ストライキ・集団労働闘争対策セミナー…
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「力による賃金変更」、力が付いた中国の労働者たち
S. Tachibana
「力による賃金変更」。――本日付けの産経新聞は、一部私への取材を引用し、報じた。 ここのところ、中国の企業労務現場では、「労強資弱」の様相がより鮮明になった。従来、法を背景にした労働者権利主張が多…
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TOTO上海ストの最悪の影響とは?戦争ならぬ敗戦
S. Tachibana
明日5月26日号「日経ビジネス」では、私に対する取材も含め、記事「中国ストで『全面降伏』の波紋」が掲載された。見出しはともなく、私の発言がややトーンダウンされ、温和な表現になっていた。 一方、TO…
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