セミナー所感、受講者の人間模様も経営課題の一つ

 1月28日、2日目のホーチミン・セミナー。薬が効いてだいぶ体調が回復したので、半日の講演を無事こなせた。

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 セミナー終了後、出席者某氏からあることを聞かされた。「私はセミナー出席者の聴講ぶりをずっと見ていましたが、真面目に聞き入ってメモを取り続ける人もいれば、スマホをいじくったり、居眠りしたりする人もいました。立花さんの話題、要する経営という課題に興味のない人たちですね・・・」

 鋭い指摘だった。私は壇上からも見ていたので、ある程度の状況は把握していた。私の話題や経営に興味があるかどうかよりも、自分の時間コストをどう思っているかが問題だ。

 今回のセミナーは、在越企業の経営課題の把握ということで、無料モニター勉強会の形を取っていた。真面目にモニター回答用紙を埋めてくれた方もいれば、そうでない方もいる。これも事前予想していたので、特に驚くことはない。むしろ色々な人間模様それ自体が、在越日系企業の一つの課題であるように思える。