非常口席の非常事態、大男たちのエコノミー席戦争

 1月29日(金)午後、ベトナム航空VN675便でホーチミンからクアラルンプールへ帰還する。久しぶりにエコノミークラスに搭乗。

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 出張は基本的にビジネスクラスを使っているが、短距離飛行でエコノミーとビジネスの価格差が異常に大きい場合、エコノミーを使うというのが私のルール。今回はベトナム航空のエコノミーが極・格安キャンペーンだったので、エコノミーを使うことにした。

 エコノミーを嫌っているわけではないが、一つ大きな問題、物理的な問題がある。私の体格が大きく、肩・腕幅は通常のエコノミー席幅の1.4~1.5倍ほどある。すると、隣席の人には大変な迷惑になる。いやでも他人の領空侵犯をしてしまうのだ。

 エコノミーの場合、私はいつも「エグジット・シート」(非常口席)をリクエストする。非常口一列目の席は、足元が広く余分の空間に恵まれる。だからこそ、プロレス級の大男たちには絶大な人気がある。かつて非常口の隣席に私よりさらに一回り大きな外人男性が座り、互いに泣きそうになって客室乗務員にヘルプを求めたこともあった。

 昨日のベトナム航空便では、何とか隣に空席を確保できて快適であった。