古都ルアンパバーンは寺院の街。そのなかでもワット・シェントーン(Wat Xieng Thong)が街のシンボルとなっている。
1560年にセーターティラート王によって王家の菩提寺として建設された。屋根が軒に向かって低く流れるように作られている、典型的なルアンパバーン様式である。
本堂裏側のタイルによって描かれた「生命の樹」のレリーフもまた美しく、しばし見とれてしまう。
ルアンパバーンの街は小さい。その半分を自転車、残りの半分を徒歩で回っても1日とかからない。街と言ってもある意味でやや規模の大きい村のような存在だ。
ぶらぶら歩いて川沿いのレストランに入って昼食を取る。日中でも暑くない。穏やかな風が吹いて心地よい。青空の下で食事するのに似合う街だ。
ミックス・グリルを頼んでみたら、意外にも川魚がうまいではないか。ラオスの地酒ラオラオにぴったり。昼からほろ酔い気分・・・。
<次回>