セミナー参加拒否の思い出

 今日は、セミナーの日です。『労働契約法』の司法解釈と各地方最新政策・企業人事制度実務セミナーです。

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 堅苦しそうな内容ですが、面白い判例も用意しました。それから、何よりも完全クローズド環境ですので、密室セミナーとして、辛口言い放題です(?)

 セミナーといえば、以前、私がほかの日系弁護士事務所のセミナー聴講を申し込んだところで、出席を拒否されたことがあります。その日本人弁護士に言われたのは、「立花さんに出られたら、やりにくくて・・・」

 私が、いつも質問攻めでした(笑)。意地悪な質問で、講演者を困らせたりしていました。

 弁護士も人間ですから、分からないことがあったら、あっさりと「すみません、調べてから回答します」といえば良いのに、無理して回答するとお客様に迷惑です。なかに、お客様の質問に即答できずに、迂回して主題を避けながら回答したり、デタラメを言ったりする弁護士もいます。とても、見苦しい。

 上海にいくつかも日系弁護士事務所がありますが、風格がそれぞれ違います。中に、「すみません、私が不勉強で、いまのご質問に即答できません。お名刺いただけたら、後ほどメールで回答します」というとても誠実な中国人弁護士もおられます。尊敬します。誠実さがすべて語ります。

 話を戻しますが、あの謎の『労働契約法』は、いよいよ全容解明の段階まできました。国内の法学界でも悪評が飛び交うなか、景気後退で企業が倒産、従業員がリストラ、折悪しくも労働契約法が追い討ちをかける形になりました。労働者権益擁護の法律は、結果的に労働者を失業させ、また、企業にとっては過酷な足かせになってしまいました。悲劇です。

 いま、法の緩和運用もあって、企業を助けようという政府の姿勢が鮮明になってきましたが、不況だから法の緩和運用というのなら、今度また景気が回復したら、どうなるのか・・・経済市況に左右される法律ほど世の中ほかに惨めな物はあるか・・・

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