買わなきゃ損!日本国は激安良品

 日本国内の5000万~2億円の相場で、市場相場対比で高パフォーマンス不動産物件(要するに激安物件)に投資需要が高い。――旧友の中国人弁護士から寄せられたビジネス話。

 ちょうどこの数週間に、ダイヤモンド誌では『安いニッポン 買われる日本』と題した特集が連載中。日本が買われている。品質に対してあまりにも安いからだ。

 激安ニッポン。日本を激安化したのは、日本人。品質が良くて価格の安いものを、日本人は善としてきた。いまになって、日本国全体が、安くて良い商品になった。地球上を見渡しても、日本ほど激安な良品はほかにあるまい。品質の良いものは、高くて当然だ。市場メカニズムの逆行、非常識が日本人の常識になっていた。ツケが回ってきた。

 安い日本を買え!海外経営現場での実感でもある。外資は何らかの形で日本企業を買ったり、経営参加したりして、もちろん激安などの好条件があっての話だ。外資が日本企業に入ってきた時点で、リストラ、リストラ、リストラの嵐。労働生産性をぐんとアップさせれば、企業の市場価値が一気に上がり、リターンの大きい投資になる。それは、目に見えているから、超買い得の買い物だ。買わなきゃ損というわけだ。

 日本人が日本人のクビを切れないから、日本側の日本人経営陣にも都合がいい。黒船というか、外圧というか、要するに外国人頼みということだ。過去にあった日産・ゴーン方式よりも、より洗練された形態に進化した。日本人の手による革命どころか、改革すら起こせないのが日本人の宿命だ。

 資本主義の市場経済だから、あってしかるべき。日本は簡単に「植民地化」される。現代の植民地化とは、軍事ではない、資本や市場を使えばいい。

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