<雑論>パーティーと上流社会 / 機内放送 / 不老不死とジェノサイド / 変革

● パーティーと上流社会

 先日、クアラルンプールで行われる盛大なパーティーに参加した。日本大使とマレーシアの大臣以外に、マハティール氏も出席。高齢だが、元気。

 パーティーには社会の上流階級が集まる。社会の上流入りするには、一定の学暦と職歴、あるいは財力があれば、そう難しいことではない。ただ自分の思考を放棄し、迎合力を持つ必要がある。盛大なパーティーに出る人たちの目的は概ね3つに分かれる。1つは大きな夢で上流入り。2つ目は小さな夢で現行商売の営業。3つ目は夢なしで単なるただ喰い。私は3つ目である。

● 機内放送

 久しぶりのJAL搭乗。気がついたら、英語機内放送の「Ladies and Gentlemen」が「Everyone」に変わった。なんと味気ない、小学校の教室みたい。差別忌避にも程がある。

● 不老不死とジェノサイド

 人類の夢「不老不死」を実現すべく、寿命を延ばす研究は加速している。巨額資金が集まり産業へと展開する動きも出始めている。老化研究の第一人者である慶應義塾大学の早野元詞氏は「まもなく人生250年の時代が来る」と語る。私が繰り返してきたことだが、「少子化」の問題ではなく、「多老化」の問題だ。「生め生め」の問題ではなく、「死ね死ね」の問題だ。

 世界人口は100億を超えれば、戦争が秩序維持の合理的な手段になる。「定年」やら「年金」やら「養老」やら、全て無意味な死語になる。イスラエルは、100人のハマスを殲滅するために1万人のパレスチナ市民を殺した。ハマスは3~5万人いる。それを潰すためにちょうどパレスチナ全人口の消滅になる。これは、ジェノサイドでなければ、何なのか?

● 変革

 若い頃、私は会社を変えようとした。上司に言われた。「会社は変わらないが、あなたは自身を変えることができる」。私は会社を辞め、自身を変えた。そして経営コンサルタントになり、ついに一部の顧客企業、会社を変えた。会社を変えた私は、欲が出て、社会を変えようとした。しかし、失敗した。社会は変わらない。善悪(価値判断)に関係なく、社会は自然の摂理で成り立っている(事実判断)からだ。人間は、価値判断と事実判断を混同してはいけない。

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