ガソリンの使いすぎ?社内喧嘩の一部始終

 当社社内に従業員同士の議論があって、危うく喧嘩になりそうだった。

 6月の社用車のガソリンが同期比で大きな費用増になったことに対して、財務担当者がしっかりと運転手に問い詰めた。

 原因を追究すると、今年の梅雨が蒸し暑く、私の車両使用を待機している間のエアコンの掛けっぱなしが主な原因の一つではないかと思った。

 どちらかというと、私が原因だった。それよりも、従業員同士の不正や癒着が頻発する中国では、財務担当者の毅然とした行為は評価されなければならないものだ。

 この際、ガソリンの「生産性」にあたる使用効率の向上に、社内ではカイゼン活動が展開される。わずかな金額でも、大きな金額でも、お金を大切に使う心が大切だ。間接部門、コストセンターでも生産性のベンチマークを作って、みんなで取り組もう。

 私たちは小さな零細企業だ。「倹約」を忘れると必ず滅びる。財務担当者から貴重なレッスンを受け、深く感謝するメールを出張先の北京から送った。

 このような社員がいることを心から誇りに思っている。本当に、感謝、感謝の気持ちで胸がいっぱいだ。

 私は本当に幸せな経営者だ。