チェコ紀行(1)~ソウル道草その一、海鮮三昧で旅をスタート

 10月3日(月)、浦東発の大韓航空894便で14時過ぎにソウル仁川国際空港に到着。上海の浦東空港では荷物をすべてチェコのプラハまでスルーチェックインしてあるので、1泊分の着替えだけで身軽にソウル市内へと向かう。

65720_2ウェスティン朝鮮ソウル、備え付けのiPhone
65720b_2韓国宮廷ソバ枕

 今回泊まるのが、明洞近くの「ウェスティン朝鮮ソウル」。部屋に入ってみると、なんと、iPhoneまで備え付けられている。世はまさにアップルの全盛期だ。

 すぐにホテルと隣り合わせのロッテ百貨店(ソウル本店)へ視察に出かける。数年前と状況が一変している――。韓国語と中国語併記の店内標識、中国語通訳ショッピングガイド・・・。店内はあちこち中国人観光客でごった返し。「チャイナ・マネー」がこの百貨店の売上の何割を占めているのだろうか。私が視察している間に、妻はロッテ地下食品売り場で定例のキムチ大量仕入れ。キムチはチェコ旅行中の味覚調整用である。

 夕食は、明洞のはずれにある韓国海鮮料理の「群山オジンオ」

65720_3カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)
65720b_3アワビ焼き

 韓国といえば焼肉が定番だが、今回の旅先であるチェコは主に肉料理ということで、韓国では海鮮にした。

65720_4ワタリガニの寄せ鍋
65720b_4締めくくりの特製海鮮雑炊

 活タコの刺身から始まり、カンジャンケジャン(カニの醤油漬け)、アワビ焼き、海鮮チヂミ、ワタリガニの寄せ鍋へと一通り食べて、最後は玉子とご飯をもらって海鮮雑炊で締めくくろうとすると、オーナーが自らやってきて、特製のスペシャル雑炊を作ってくれた。ごま油で香りをつけ、味付き海苔をパラパラ散らすと、もうそこは、韓国か天国か分からないような世界だ。

<次回>