チェコ紀行(3)~さっそくキムチの出番

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 10月4日(火)、13時40分仁川発の大韓航空935便は、予定より30分以上も遅れて出発。「欧州への飛行ルート上の中国上空は、当局の飛行管制で出発が遅れる」。――中国の「流量管制」は周辺諸国にも影響を与えているのだ。

 11時間の長い飛行を経て同日夕方18時前に、大韓航空機はチェコ共和国首都プラハ・ルズィニェ空港に着陸。プラハ首都の北西部にあって中心から17キロ離れた空港から市街地まではタクシーを飛ばして30分も要さなかった。

 翌朝は、チェスキー・クルムロフへバスで移動するので、バスターミナル向かい側の三ツ星ホテル「Akcent Hotel」に投宿。

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65781b_2地元料理のスペアリブ・グリル

 夕食はホテル・フロントの無愛想なお兄ちゃんに紹介された近所のレストランへ足を運ぶ。レストランといっても居酒屋。さっそくチェコ料理に挑戦。お勧めで運ばれてきたのは、スペアリブのグリル。シンプルな調理法で肉は柔らかく、まったくしつこくない。しかも、どーんと運んできた大皿はなんと140チェコ・コルナ(600円)という安さ。飲み物は、もちろんビール。

65781_3夜食はソウルから持参したキムチの出番だ

 ホテルに戻ると、さっそくソウルのロッテ百貨店地下で購入したキムチの出番だ。ケジャン(蟹キムチ)と白菜キムチ、そしてインスタント味噌汁で、一気に胃袋がリフレッシュ・・・

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