我が家の「青空原始焼き」、世界一贅沢な時間

 週末になると、自宅の庭で青空原始焼き。コストのかからない贅沢な時間だ。

 焼き台に載っている牛タンは卸売値で仕入れたもので、わずか4リンギット(約120円)。我が家では和牛のような高級食材は基本的に買わない。高くて旨いのが当たり前。しかし、値段は5倍10倍で、味も5倍10倍旨いか、幸せも5倍10倍増えるか。それはないのだ。すると、私にとってそれがコスパが悪いことになる。

 青空原始焼き。私たちのDNAに刻まれた原初的な記憶が蘇る。人類はもともと自然と一体化していたところから、文明の発達によって、都市化が進み、自然との接点を失っていく。いかに悲しいことか。それを取り戻すことによって、価値を感じるのもまた人類である。

 ご馳走様でした。