全土労働現場を揺るがす地殻変動
実務重視から労働者全面保護へ
全員を無固定契約化する時代の到来
2025年1月1日、上海市高級人民法院が発表した『労働争議法律適用疑難問題研討観点摘編』が施行され、2回目の固定期間労働契約に対する「条件付きの終了自由」は、実質的に消滅しました。 「実務重視・企業寄り」とされてきた上海ですら、ついに「陥落」したのです。これは単なる地域限定の判断ではありません。中国という国家全体が、労働契約法運用を「全面的な労働者保護」へと転換し始めたサインです。本セミナーでは、この制度転換の本質と背後にある国家戦略的意図を読み解き、他地域にも波及しうる最新の裁判・行政実務の傾向を体系的に整理します。さらに、企業が取るべき現実的・法的に正当な対処法を、日系企業の実務に即して徹底解説します。
<主な内容>
● 上海発の新ルールで何が変わったのか?
● 上海だけではない!中国の労務現場に与える影響は?
● 2回目の固定期間労働契約の更新は義務付けなのか?
● 2回目の固定期間労働契約を終了する方法は?
● 無固定期間労働契約のどこが怖いのか?
● リスク回避のための実践策
■【受講対象者】: 日系企業経営幹部・管理職、人事部門責任者・担当者、本社海外・中国管理部門責任者等。
■【講師】: 立花 聡(プロフィール)
■【日時】: 2025年4月25日(金)14:00~16:00(中国時間)/ 15:00~17:00(日本時間) (開始10分前からオンライン)
■【受講料】(税込):
○ 一般: JPY 25,000円/名(日本支払)
○ 一般: CNY 1,200元/名(中国支払)
○ 顧問C会員: JPY 12,500円/名(日本支払)
○ 顧問C会員: CNY 600元/名(中国支払)
○ 顧問A/B会員: 無料
○ 上記所属不明: 弊社スタッフがご案内いたします。
【受講申込】
お問い合わせ:エリス・コンサルティング事務局
Website:https://www.tachibana.asia