爆竹の歴史的雑想、王安石と魯迅そして犬と私
S. Tachibana
我が家の犬も、私も、大の爆竹嫌い。爆竹が鳴り響くと、犬は怒って吠え出し、私は怒って黙り込む。 なので、旧正月はとにかく中華圏から逃げ出すのが毎年の恒例行事であった。今年だけは都合がつかず、クアラル…
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【時事解読】女は黙って家事を、中国の男尊女卑と伝統文化ルネサンス
S. Tachibana
「女は黙って家事に励め」。いわゆる伝統的な中国文化や価値観を教える「女性道徳教室」は当局による手入れを受け、閉鎖した。 問題の教室が開かれていたのは、遼寧省撫順市。インターネット上で拡散した映像に…
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【時事解読】「臣服」と「心服」、中国の周辺諸国取り込み戦略に学ぶもの
S. Tachibana
中国が国家のメンツをかけ、鳴り物入りのグローバル案件「一帯一路」は、重大な困難に直面しているようだ。 パキスタン、ネパール、ミャンマーの3か国はこのほど、中国が計画していた大規模水力発電所3か所の…
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西塘古鎮(2)~旧邸宅と庭園の建築学・社会学的雑想
S. Tachibana
<前回> 西塘古鎮には数多くの旧邸宅や庭園が「景点」(観光スポット)として保存されている。一つひとつ見学していくのが面白い。 大学で建築専攻だった私は、「空間」にはいまでも興味を持ち続けている。中…
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西塘古鎮(1)~水郷と細い路地とノスタルジア
S. Tachibana
11月5日(日)。休日を利用して、西塘古鎮の見学に出かける。 西塘は、上海との境界に位置する浙江省嘉興市嘉善県にある小さな街。松江から車で40分ほどで着く。周荘や烏鎮など他の江南水郷古鎮と比べると…
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【時事解読】比日本人村崩壊へ、華僑ネット団結力が日本人を凌駕するとき
S. Tachibana
海外滞在が長いと、日本人は日本料理や日本の食材、日本人との交流などが恋しくなってくる。そこで、憩いの場を提供してくれるのは、海外の都市部などに必ずといっていいほどどこにも存在する日本人街である。 …
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絶景求めて、中国人の結婚写真ロケは地の果てへ
S. Tachibana
先日旅行中のこと。アイスランドの南海岸、観光名所のスコーガフォスの滝の前で、結婚写真撮影のロケが行われていた。よく見ると、案の定中国人カップルと中国人撮影業者。 時は8月だが、北極圏手前のアイスラ…
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ジャッキーとロッキー、伝統武術の政治化にブーメランか
S. Tachibana
西洋格闘技に20秒で惨敗した中国伝統武術の動画。最近ネット上で話題になっているし、「日経ビジネスOnline」も取り上げている。 西洋格闘技と中国伝統武術が同じ土俵で戦う。試合の合理性を別として、…
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油条食して歴史論じる、遺臭消えるまで放置せよ
S. Tachibana
マレーシアでは、この手の朝食が手に入るのが嬉しい。中国生活の長かった私は、油条と豆乳が好物である。「グルテンフリー」の全盛期だけに健康的ではないと言われても、好きなものは好きだ。 日本風には、「揚…
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