日東電工事案(1)~蘇州工場騒動、中国事業再編の要訣とは?
S. Tachibana
「無恥小日本、従業員を騙し、会社資産の移転を密謀し、詐欺の鬼子と最後まで戦おう!」――日東電工・中国蘇州工場の門に張り出された横断幕。新年明けて1月上旬、早速在中日系企業には不穏な気配が。 昨今の…
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市場の捉え方、キャラバンの遊牧性に価値を見出す
S. Tachibana
中国市場やら日本市場やら、市場の属地性よりも、私は属人的に捉えている。 以前、中国で創業したとき、「中国ビジネスコンサルタント」という肩書を私は、物凄く嫌っていた。講演会でこういう肩書で紹介されて…
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元気のない「日本人街」、松江出張初日
S. Tachibana
11月2日(木)、上海市内から郊外の松江へ移動。松江の日系企業某社の幹部研修を週末かけて行う。 松江は基本的に工業の街。日系の工場も多い。私が泊まるホリディ・インの近くに普照街という「日本人街」が…
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【時事解読】北京上海の外国人向け住宅売却相次ぐ、日本人駐在員「難民」化
S. Tachibana
北京や上海で、「マンション難民」と呼ばれる現象が起きている。「産経新聞」が7月13日付の記事は、次のように報じている。 「外国人向けマンションに住む日本人などが突然退去を求められ、次の物件探しに奔…
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【時事解読】シェラトン虹橋が錦江傘下入り、外資元祖四半世紀の幕を閉じる
S. Tachibana
1つの時代の終焉――。 外資系ホテルの元祖、上海虹橋地区のランドマークでもある、あのシェラトン上海虹橋ホテル(虹橋喜来登上海太平洋大飯店)は、中国系資本の錦江集団に売却され、来る3月23日付けでス…
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【時事解読】事業も諸行無常、阿波製紙の中国撤退で埋没費用と機会費用に注目
S. Tachibana
工業用特殊紙の製販を行う阿波製紙は2月9日、自動車エンジン用ろ材の製販を行う上海市の連結子会社、阿波製紙(上海)有限公司の解散を決めたと発表した。 ちょうど5年前、同社の東総経理(当時)が「201…
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【時事解読】アサヒやマック相次ぐ中国事業売却、花道の極意
S. Tachibana
● アサヒ 12月23日の日本からの報道によると、アサヒグループホールディングス(HD)は山東省莱陽市(煙台市下)の農業会社と牛乳製販会社を売却する。売却先は新希望集団傘下で乳業大手の新希望乳業股分…
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【時事解読】「中国回帰」?人件費上昇の一服で製造業は帰ってくるか?
S. Tachibana
「中国回帰」の動き? 日本貿易振興機構(ジェトロ)は12月21日、アジア太平洋の20か国・地域に進出する日系企業へのアンケート調査結果を発表した。2013年以降、低下が続いていた中国での事業拡大意…
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ベトナムの影に隠れるミャンマー、機会費用と管理会計
S. Tachibana
<前回> 日本企業の海外進出・撤退について、「進出」は演繹法「撤退」は帰納法と批判的な記事を昨日書いた。読者からコメントが寄せられた。 「演繹法で進出し、帰納法で撤退。まあ、皆やることです。立花先…
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