シチズン工場の電撃閉鎖・大量解雇は正しいか間違っているか

 マイクロソフトは中国から大規模撤退、ノキア東莞工場と北京工場を閉鎖、9000名解雇。日系では、シチズン中国工場の突然電撃閉鎖、1000名一斉解雇・・・。

 外資の撤退、経済の低迷。中国は解雇・リストラの嵐を迎えようとしている。このようなネガティブ記事や論評は、中国系メディアにとってももはや忌避やタブーではなくなり、今や連日堂々と紙面を飾っている・・・。

 4月22日(日本語)と23日(中国語)に、「外資撤退・経営合理化~中国での解雇・離職とリストラ管理セミナー」を上海で開催する。

 ちなみに、ここのところよく聞かれることだが、「シチズン中国工場の電撃閉鎖・大量解雇のやり方、正しいか間違っているか」。上記セミナーで本質を掘り下げて詳しく説明するつもりだ。

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コメント: シチズン工場の電撃閉鎖・大量解雇は正しいか間違っているか

  1. 勝ち組の工場で働いている出稼ぎ族がたくさんいるってことでしょうかね。確かにそうかもしれませんね。

    先日、街を歩いていたら、中国人の女の子が電話で話をしていて、「今日は他の工場を見に行ってたのよ。この辺じゃ私たちの工場が最悪の待遇みたいよ。そっちへ行くつもり」と話していました。仕事を選ぶ余裕があるってことは、中国経済も余裕があるってことですね。

    そう言えば、ここ数年、内陸の仕事の待遇が上がってきて、沿海側の工場が人出不足になっているといった現象がありましたね。逆に言うと、沿海側に来れば、仕事が見つかりやすいということでもありますね。

    仕事を見つけにくいのは、学歴が高い仕事を求めるホワイトカラーの人たちで、ブルーカラーの人たちは、そうでもないのかと思います。

    1.  問題はワーカーの余裕よりも老板の余裕があるかどうかだと思います。経済の失速やバブルの崩壊は数年の時間差も考慮入れると・・・。

  2. 外資系企業は撤退するし、経済は減速するしで、中国経済はメタメタってイメージですね。

    しかし、近所の繁華街は、人出が増える一方で、土日ともなると明治神宮の参拝か!という有様です。その中身も出稼ぎ族の若者がほとんどのようです。彼らはどこで仕事しているんでしょうね。製造業以外が伸びてきているのでしょうか。本当に不思議です。

    1. 伊藤さん、サービス業も大変みたいですよ。日本の経済低迷といえば、商店街の凋落といったイメージもありますが、中国市場の総量は大きいので、まあ、「勝ち組」はまだまだ我が春を謳歌しているのではないかと思います。日本での爆買もそうですが。不思議な大国ですね。

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