ベトナム労働法改正(4)~賃金テーブル届け出義務の廃止
S. Tachibana
<前回> 【政策2】賃金制度への公権力介入の緩和 (1) 現行労働法令・関連条文抜粋 「ベトナム労働法」第90条 賃金 1.賃金は両当事者の合意に基づき、業務を遂行ために、雇用者が被雇用者に支払う…
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正しいことと間違ったこと、利益よりもまず不利益が前置き
S. Tachibana
4月21日(土)夜、マカオ航空NX138便で上海虹橋空港に到着。荷物受取場(ターンテーブル)では、スタッフが注意喚起のアナウンスを繰り返している――。 「自分の荷物かどうか、よく確かめたうえでお取…
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【時事解読】定年延長は大問題、役職定年制度の導入が急務
S. Tachibana
中国の法定定年年齢の引き上げ案はほぼ形になった。中国だけの問題ではない、ベトナムも来年の労働法改正で定年年齢の引き上げを政策方向性として確定している。 中国人力資源社会保障部・楊濤副部長は3月12…
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「期待給」とは何か(2)~「前払い」と「後払い」における活用
S. Tachibana
<前回> では、「期待給」の2つ目の活用事例を挙げよう。 まず、原理から説明していくと、賃金というものは、「前払い」と「後払い」という2通りの支払い形態がある。私が言っているのは決して勤務月と給料…
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「期待給」とは何か(1)~新入社員「All or Nothing」状態の回避
S. Tachibana
「期待給」とは何か? 中国やベトナムといった国の労働法制に合わせて考案された賃金オプション形態の1つである。これらの国ではいったん上げられた賃金をなかなか下げられないのが大きな問題で、企業が期待し…
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【視点】失敗しない人事制度改革の進め方、急進的改革は禁物
S. Tachibana
人事制度の改革に熱心な経営者が多い。そこで留意してほしいことがある。改革は正しくても、改革の進め方も正しくなければならない。間違った進め方を取れば、せっかくの改革が台無しになる危険性が潜んでいるから…
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ベトナム人の使い方、アメとムチそして技術と芸術
S. Tachibana
先日ベトナムのセミナー(ホーチミン市)では、某日系企業の日本人社長から以下の趣旨の発言があった。 「ベトナム人従業員は、締め付けっぱなしじゃダメで、定期的に締め付けないのもダメなんです。甘い汁をた…
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水能載舟亦可覆舟、難局を切り開くための人事制度
S. Tachibana
中国は大変難しい時代を迎えた。2月に行われた「騒動事例セミナー」でも実例を分析・解説したように、通常の経営はもとより、特に事業再編や経営合理化に取り組む企業にとって、「ヒト」の問題をまずクリアしなけ…
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ウォルマート中国の雇用制度改革に学ぶ
S. Tachibana
ウォルマート中国が行った雇用制度改革を、様々なメディアの報道から見てみると、実際はただの労働時間制度改革ではなく、賃金制度改革や雇用モデル改革でもあったことが分かる。 これらの改革は、どれも従業員…
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