労務派遣における注意ポイント~無固定期間労働契約・違法派遣・第三者権利侵害
S. Tachibana
法律が利益分配の規則である以上、法律の実施過程には当然、利益相反の現象が生じる。労働法の分野において、労務派遣がまさにその代表格である。 労務派遣はその制度が誕生した時から紛争が絶えなかったが、今…
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【Q&A】労務派遣&非全日制雇用のポイントを知る30問(3)
S. Tachibana
<前回> 21. 清掃や洗濯のアイーさんに週24時間以下自宅へ来てもらっていますが、非全日制雇用になりますか? いいえ、なりません。自宅で働くアイーさんは労働関係ではありません。労働関係、労働契約を…
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【Q&A】労務派遣&非全日制雇用のポイントを知る30問(2)
S. Tachibana
<前回> 11. 派遣先企業は派遣社員と労働関係を有しませんが、使用上の注意点は? 企業は労務派遣を受け入れる際、労働法上の雇用主に該当しませんが、派遣社員が実際に企業で働き、企業の管理を受けるため…
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【Q&A】労務派遣&非全日制雇用のポイントを知る30問(1)
S. Tachibana
1. 労務派遣とは何か? 「労務派遣」とは、派遣先企業(以下「企業」と略称します)と労務派遣会社(以下「派遣会社」と略称します)が労務派遣契約を締結し、労働者の同意を得たうえ、企業の人事管理のもとで…
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【Q&A】ベトナム法令の不整合と勝手な解釈・運用にどう対応するか?
S. Tachibana
【質問】 ベトナム政令間の不整合、法よりも担当者の判断が優先され、労働契約の硬直性・煩雑性で困っています。 【回答】 上下位法の関係や法令間の関係など、法体系全体的な整合性という観点と立法能力の欠…
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人事規程における「通勤途中」の取り扱いに関する注意点
S. Tachibana
通勤途中の傷害事故に対する労災認定は、通勤自体は業務の延長線上にあり、事故が発生すれば、労災として認めるべきだという認識に基づいている。では、実務において「通勤途中」の境界線をどこで区切るか、これは…
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【Q&A】ベトナム法定残業時間上限超過、特別ボーナス支払いで対応して良いか?
S. Tachibana
【質問】 ベトナムでの残業問題に対する解決方策について質問します。最近は受注増で、特にエンジ二アスタッフの残業が増えてきました。昨年も、法定の年間200時間残業上限を超えるスタッフが数人出ましたが、…
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ベトナムの第98号条約批准、結社権・団結権・団交権と独立系労働組合の関係
S. Tachibana
ベトナムは2019年6月の国会で、「国際労働機関(ILO)の1949年の団結権及び団体交渉権についての原則適用に関する条約(第98号)の批准に関する決議」(以下、「第98号条約」という)を採択した。…
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