8月26日(金)。北京案件出張終了。上海経由で土曜日にクアラルンプールへ帰還。
北京から上海への移動は、海南航空を使う。海南航空が特に好きというわけではない。北京首都空港第1ターミナル(T1)が好きで、そのターミナルを使用する唯一の航空会社が海南航空だからである。
北京首都空港第1ターミナル
古い第1ターミナルは、原型だった昔の北京首都空港の平屋っぽい建物をベースにサテライトをつけたもので、古き時代の面影がたっぷり楽しめるわけだ。平壌空港にもよく似ている。
利便性も抜群に良い。海南航空のファースト・ビジネスクラス専用チェックインカウンターと、専用保安検査場とラウンジが完全に一体化している。チェックインを済ませて、保安検査を受けて、ラウンジに到達するまでの必要移動時間は、わずか1分か2分。なんといっても、古い第1ターミナルはとにかく小さい。
海南航空機内
海南航空HU7601便上海行きは、1時間10分遅れて出発。まあ、これくらいの遅延はもう遅延のうちに入らない。「機材到着が遅れたため、機内清掃が遅れた」というアナウンス。何だか因果関係の説明よりも、連鎖現象の再現に過ぎない。もちろんお詫びの言葉は一つもない。
機内食は中式、洋式と焼きそばの3つから選ぶ。あえて中式にしてみる。いやいやこれは面白い。海南チキンライスに似ているが、ちょっと違うという海南航空の似非海南チキンライスである。味は悪くない。赤ワインも豪州産の安物を使っているが、これもなかなかいける。
海南航空の機内食
1時間45分の飛行はあっという間。20時20分、上海虹橋空港第2ターミナルに到着。