漁村リゾート。夜はホテル周辺のレストランめぐり。レストランといっても、屋台に限りなく近い簡易食堂。基本的に英語は通じない。客もタイ人奥さん同伴のカップル以外、外国人はあまり見かけない。
素材は漁村の海辺だけに当然魚やエビといった海鮮中心である。故に難しいことなく、実物を見せてもらい指差して注文すれば良い。
トムヤムクンはホテルのレストランに比べて容赦なく数段スパイスが効く。外国人観光客向けのトムヤムクンはどうしても甘口でパンチ不足。こういうローカル仕様が最高にストレスを解消してくれる。
汗をダラダラたらして食べていると、店の主人が思わず「大丈夫か」と心配してくれる。私は「アロイ、アロイ」の連発で食べるのが止まらない。ローカルの味覚はやはり一番。
スリッパロブスターはベトナムに比べたら安い。肉が引き締まっていて味はある意味で伊勢えびよりも濃厚だ。ラオスからもってきた地酒ラオラオとの相性が抜群。
最後はやはり、カオパット(タイ風焼き飯)で締めくくる。勘定は1人600バーツ弱、日本円換算で2000円。