通年Tシャツと短パン姿、我が家のアパレル事情

 北東アジアから赤道直下のマレーシアに移住して4年以上経った。家計費の中では、以前に比べて著しく減ったのは、洋服代。年がら年中、Tシャツと短パン姿で通しているからだ。

 繊維・アパレル系、流通系の顧客企業は多数有していながらも、まったく売上には貢献していない。大変申し訳なく思っている。とはいっても反省しているわけではない。事情は事情だからである。

 マレーシアという国は、大変失礼な言い方すると、おしゃれ好きな国民が決して大多数とはいえない。だから、私にピッタリなのだ。私は個人的にファッションたるものにスーパー級鈍感な人だ。そして、洋服を買うほど苦痛なことはない。試着やらサイズ直しやらもうイライラしてどうにもならない。

 マレーシアでは、ドレスコードを要求される場面は、クラシックコンサートと最高級レストランくらいだ。あとはすべて、Tシャツと短パン姿で通す。なんら不都合もない。

 熱帯っていいね。