10月4日(日)、マレーシアでの1日当たりコロナ感染確認者数が200を突破したところ自主隔離を始めたが、夕食だけは外食にした。「増えたクラスターはほぼ抑えてあり、制御可能だ。レストランなどの外食業は現在問題ない」との政府発表を受け、決めた。
向かうは、ケポン地域にある「快楽城海鮮火鍋(Happy City Steamboat)」。コロナ期間中のレストラン食は、社交的距離も大事だが、なるべく室外の露天席を選ぶようにしている。さらに湯気の立つ火鍋なら少しでも防衛体制の増強につながるかなと、単純な希望的観測もある。
大きなレストランだが、19時前の時点ですでにほぼ満席状態。これは期待できる。レストランの選定段階では口コミをかなり厳しくチェックしていたので、やはりその通りだった。マレーシアもヤラセレビューがあるので、「サクラチェッカー」が必要。きちんとストーリーになっている口コミだけを参考にしている。
このレストランは海老の評判が高い。しかも、「Buy One, Get One Free」の海老キャンペーンをやっているので、2つ注文して4つゲット。と、注文した品が運ばれてきたら、びっくり。「One」とは、「1本」の海老ではなく、「1皿」の6本だった。これはまいった。大きな大きな活海老24本。2人で逆立ちしても食べきれない。まあ、しゃぶしゃぶして持ち帰りにすればいいか。
海鮮火鍋という名だから、魚介類をまずいただこう。この火鍋屋には珍しく水槽が置かれているので、活魚も食べられる。魚がとても新鮮。辛党の私は麻辣(マーラー)鍋でしゃぶしゃぶするわけだから、プリプリした魚の食感に山椒粒のピリピリ痺れ感、もうたまらない。
海鮮だから、量が多くても食べられるというが、それでも限界がくる。肉もいろいろ食べてみたかったが、ラム肉の1皿で打ち止め。胃袋が歓喜の悲鳴を上げた。肉もうまい。次回は海鮮の注文を減らして、肉の比重を上げたい。牛や鶏、豚、全部食べてみたい。
因みに「鍋底」(鍋スープ)の選択、今回は無料のトムヤムをやめ、有料の麻辣にして正解。トムヤムは「辛+酸」、麻辣は「辛+麻(マー=痺れ感)」。どっちが美味しいかといったら、個人の好みだが、私は「麻(痺れ感)」を好む。「酸」と「辛」は基本的に別系統のバランス取りになるが、「麻」は違う。「麻」は「辛」の旨みを引き立てるのだ。中華の上級者コースである。
締めくくりは、定番の乾麺と卵。麻辣麺(マーラーメン)の卵とじもまたまた、絶品。マレーシアの場合、どこの火鍋屋に行っても、乾麺しか出ない。今後生麺を持参してトライしてみたい。
ご馳走様でした。