Covid-22の出現をスイス科学者が警告、世界はどうなるか?

 Covid-22、2022年にも出る(スイス・チューリッヒ ETH研究所 サイ・レッディ( Sai Reddy)博士が発表)。

 既存変異種の複合体として、デルタ株以上の猛毒をもつという。コロナの多様化によって、ワクチンも複数の種類で対応せざるをえない。まさに、ウイルス・ダイバーシティの時代。この仮説に沿って、シナリオを描いてみたい。

 複数種のワクチンを一定の頻度で接種する。人類はワクチン漬けになる。そうなれば、5つの大きな変化が見られるだろう。

 1番目は、医療崩壊を免れ、効率性の向上を図るうえで、通常の医療から切り離し、単独のウイルス・ワクチン産業の形成(構築)が欠かせない。

 2番目は、ワクチンの高度開発と多様化。複数種のワクチンのオール・イン・ワンのようなものが出回るかもしれない。開発のスピードアップが必要で、事実上の治験一般化(治験飛ばし)もあり得る。

 3番目は、ワクチン接種の法的(準)義務化、市民行動のトラッキング管理(プライバシーの一部放棄)、社会活動の高度管理など、私権制限の拡大ないし一部剥奪も欠かせない。

 4番目は、産業構造の調整。非エッセンシャル事業の減少・衰退・淘汰は、不可避だ。レジャー目的の海外旅行がほぼ不能になり、航空業、ホテル業、観光業等は再編を余儀なくされる。社会においては、コロナ格差が定着し、拡大する。

 5番目は、政治。民主主義制度の構造改革が行われ、集権的要素の集結が出現する。

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