本日は年内最後のWebセミナー。3年前までは4時間の半日セミナーでも休憩1回でやり抜いたが、最近は2時間が限界で疲れを感じるようになった。加齢はそういうものだ。
あと3年で還暦を迎える自分は、仕事の形態を少し調整する必要があるように思えた。コンサルという仕事は実は肉体労働でもある。私はどちらかというと、額に汗して働くのが好きで、若い頃は「不労所得」にほとんど興味がなかった。その代表格といえば、投資。
少なくともお金に働かせることには積極的ではなかった。言ったら笑われるが、今でも資産の3分の1くらいは定期預金で眠っている。金融投資は一部やっていることはやっているが、テクニカル的に勉強しているわけでなく、コンサルの時局感からざっくりとお金を入れていた。
たとえば、中国株で結構な運用実績を出したのも、栄枯盛衰のリズム感で結果的に良いタイミングで売り買いができたからだ。ベトナムも同じリズム感で金融商品でなく不動産を買ってみたが、悪くない実績を出した。体感的な投資とはいえども、気がつけばそれなりの「下積み」があってこその話だった。
働かずしてお金に働かせることはできない。そもそも世の中「不労所得」はそう簡単ではない。ならば、ざっくりという体感をベースにもう少し専門的な研鑽をして投資に取り組んだらどうかと、最近そう思うようになった。
はい、お金に働かせよう。