魚食いの旅センポルナ(1)~ガラガラ便でボルネオ島へ飛ぶ

 新鮮な魚を腹いっぱい食べたい。目指すは、ボルネオ島の漁港センポルナ(Semporna)。

 9月13日(火)午前、マレーシア航空MH7420便に乗り込む。クアラルンプールからタワウ(Tawau)までは飛行機で3時間弱。国内線にしてはロングフライト。コロナ規制がほぼ消えているなか、飛行機の搭乗率はまだ上がらない。3分の2が空席。

 昼過ぎ、タワウ到着。タクシーに乗って1時間半の道のりでセンポルナを目指す。「センポルナ」はマレー語で「完璧」という意味。まさに完璧な街、漁村としては完璧すぎるくらい完璧な街だ。

 見所は皆無。魚を食べる人、魚に会いに行く人(ダイバー)のための街であるから。夕食までの時間は昼寝。

<次回>