北欧休日(1)~北欧への道

 8月7日(土)。

 午前10時、定刻20分遅れてフィンランド航空058便がヘルシンキへ向けて上海浦東空港を飛び立った。

 今回利用するフィンランド航空の上海発ヘルシンキ経由、ノルウェーのベルゲン往復は、同社ウェブサイトで5000元(税別途)で購入。北欧はとにかく物価が高いので、航空券は最安値券でコストをセーブしたい。

42187_2フィンランド航空でヘルシンキへ

 いままでヨーロッパ旅行に使った欧州系の航空会社は、ルフトハンザ航空や英国航空、アエロフロート・ロシア航空、マレーヴ・ハンガリー航空、オリンピック航空(ギリシャ)などだが、アジア系の航空会社に比べると、全般的にサービス品質が低い。アエロフロートは論外で、メジャーであるルフトハンザも英国航空も、かろうじて60点の合格点といったところかな。アジア系のキャセイ・パシフィックやシンガポール航空、全日空などが断然サービスが良い。

 フィンランド航空も同様。機内は清潔で、エコノミークラスの機内食もなかなか悪くない。サービスはやるべきことはやっているが、きめ細かさが足りない。機内エンターテインメントはかなり充実している。中国線というのに、邦画まで用意されているのがうれしい。

42187_3フィンランド航空機内食(エコノミークラス)

 機内では、映画2本鑑賞して、寛いでいる間、午後15時(現地時間)にヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着。10時間のフライトはそれほど苦痛ではなかった。

42187b_2ヘルシンキへ向かう

 最初のヨーロッパ入国地だったので、パスポート検査があった。フィンランドはヨーロッパの中でも入国検査が厳しい国だと聞いているが、やはり、帰路の航空券の提示を求められ、滞在日数なども聞かれた。

42187_4ヘルシンキ空港到着

 入国後は、ヘルシンキ空港ターミナル内のエアポートホテル(Hotel Palace Airport)にチェックイン。狭い部屋にベッド三台も設置されているが、窓は付いていない。空間は北欧風に機能的にデザインされている。といっても息苦しい。

42187b_4狭くても機能的なエアポートホテル

 早速、16時20分空港発のシティバスに乗り込んでヘルシンキ市内に繰り出す。8月のフィンランドは日没が22時なので、ゆっくりと市内を回ることができる。

<次回>