振替勤務日は労働法違反!中国政府の早急な是正を望む

 昨日の土曜と今日の日曜は、中国国内では勤務日である。

 「中華人民共和国労働法」第38条「企業は労働者に毎週最低1日の休息を保証しなければならない」並びに、「国務院・従業員勤務時間に関する規定」第3条「従業員は毎日8時間、毎週40時間勤務する」

 政府の通知により、6月8日(土)、6月9日(日)は端午節振替勤務日とし、勤務する。すると、6月3日(月)~6月9日(日)の1週間は連続7日間勤務、週間勤務時間56時間で、法定の40時間を大幅超過し、かつ毎週最低1日の休息が保証されていない。

 これは明らかに労働法違反である。「連休の経済効果」のためか、強引な公権力介入で、自ら制定した法令を無視する政府の行動は天下の笑い物になる。法を尊重し、労働者の権利を尊重し、中国の早急な是正措置を望む。2014年は、強制連休制度を廃止せよ!

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