【Wedge】セイコーウオッチ上海殺人事件、日本人幹部も殺されそうになった原因とは?
S. Tachibana
セイコーウオッチ上海現地法人であった殺人事件の確定判決が出た――。殺人犯の方偉南(以下、「方」という)には、一審で下された死刑2年執行猶予の判決が確定された(中国では現在二審制が採用されている)。殺…
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日本はなぜ旧正月を祝わないのか?
S. Tachibana
中国文化をあれだけ取り入れた日本だが、なぜ旧正月を祝わないのか(中華街や沖縄の一部を除いて)? 明治改暦の原因説がもっとも有力になっているようだ。改暦によって、太陰太陽暦が廃止され、現在の太陽暦が…
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【視点】禁欲的な資本主義の逆説、そして中国人富裕層経営者の哲学ブーム
S. Tachibana
現在の中国は、あたかも資本主義であるかのように見えても、本質的な矛盾を抱えている。 マックス・ヴェーバーはその著作「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」で、次のように示唆している――。資本…
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【視点】善と悪・勤勉と怠惰、「善」が報われていますか?
S. Tachibana
善と悪、勤勉と怠惰。貴社では「善」が報われていますか。 「悪いことと認めながらも自らやってしまう。やらなければ損するから怖い。これがいまの中国の一番の問題だ」 先日、某中国人学者と会話していたら…
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【視点】「シーッ」静かな衝撃、第2次韜光養晦で中国はメンタルプア脱出狙う
S. Tachibana
先月日本出張中の出来事――。 滞在先の某ホテルのロビー。多くの中国人観光客でごった返している中、家族らしきグループがいた。そんなに大きな声で喋っているわけでもないお父さんに向かって、娘がいきなり「…
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【時事解読】中国の「信用スコア」システム、良き国民を優遇するのは何が悪い?
S. Tachibana
中国で浸透する「信用スコア」システムについて、最近日本のメディアでも報じることが増えた。その多くは、「笑うに笑えない実態」として皮肉っぽく報じている。 国民の社会的な信用度をスコアとして数値化する…
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【時事解読】「醜強」と「美弱」、唯物と唯心
S. Tachibana
<前回> 野球評論家の張本勲氏が7月1日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演し、ポーランド戦の試合終盤にパス回しの時間稼ぎを選択した西野監督の弁解となる発言について、「不本意だとか苦渋の選択だと…
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【事例】「私は何も見てません」、従業員違反行為の庇い合い
S. Tachibana
中国やベトナムの管理現場では、従業員同士の庇い合いによって、違反行為がなぜ摘発、矯正されないことが多い。なぜだろうか。 「仕事中にインターネットでショッピングをやったり、ゲームに興じたりさぼって遊…
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【時事解読】香港の北京語化キャンペーン、権力に善悪なし
S. Tachibana
香港は「推普」キャンペーンが凄まじい。「推普」とは、普通話(北京語)を押し広げること。 一部の幼稚園では、香港人の「母語」である広東語の使用を禁止し、広東語を喋った子をタレコミするよう、園児の相互…
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