【判例】中国・労働者職責失当の判定基準、会社側管理上の問題も問われる
S. Tachibana
従業員が、業務遂行上主観的過失に起因する重大な職責失当があり、雇用単位に重大な損害をもたらした場合、雇用単位は自身の規則制度に基づき、その従業員を処罰することができ、労働契約の解除が最も重い処罰とな…
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▶【ビデオ講座・ライブ】新規赴任者・日本人管理職研修~(1)中国経営の課題と取組みの基本方向(約220分+2021最新情報)(2)中国労働法務・人事管理入門(約220分)(3)ライブ質疑応答
S. Tachibana
コロナ禍、そして米中対立。厳しさを増す中国の経営現場――。新規赴任者を含め、在中拠点の日本人管理職の皆様が山積する課題にどう向き合うべきか。総括的な研修で要点を網羅します。まず冒頭に、2021最新時…
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中国・重大な職責失当と重大な規則制度違反の区別を知る
S. Tachibana
「重大な職責失当」と「重大な規則制度違反」という概念の区別を明確にすることは、重要なことである。従業員に対して処罰を行う過程において、その行為の性質について正確な線引きを行い、処罰の実施が不適切であ…
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離職引継の権利と義務を定める労働契約例
S. Tachibana
離職引継 第1条 乙は本契約解除(試用期間の解除を含む)または終了後、信義誠実の原則及び甲の関連規則制度に従い、業務の引継ぎを行い、甲の財産をすべて甲に返還しなければならない。以下が含まれるが、これら…
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就業規則は「公示」か「告知」か?なぜ労働者の個別自筆署名が必須か?
S. Tachibana
就業規則をはじめとする、従業員に関連性の高い会社の規則制度について、その制定や改定の際、「労働契約法」第4条によれば、「従業員代表大会又は従業員全体の討論を経て、方案及び意見を提出し、労働組合又は従…
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【判例】ケンタッキー仲裁敗訴、就業規則の受領署名は従業員本人自筆ではないと
S. Tachibana
【判例】 ケンタッキーフライドチキン(以下、「KFC社」という)は、解雇された元従業員師さんから違法解雇として提訴され、8万元の補償を支払うよう命じられた(2012年2月13日付の「新京報」記事)。…
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【Q&A】残業規定不在の「自発的残業」でリスクはないか?
S. Tachibana
【質問】 貴社セミナーで、「残業代の支払いは、会社の制度によるものだ」と説明を受けました。弊社は残業に対して、特に規定はありません。今までのやり方としては、平日残業代がなく、週末に残業した人に対して…
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【Q&A】中国の「補充保険」とは何か?企業年金制度もこれに該当するか?
S. Tachibana
【質問】 中国ではよく「補充保険」と聞きますが、どういう保険なのでしょうか。任意加入というふうに理解していますが、正しいでしょうか。企業年金制度(弊社では検討中)もこれに該当するのでしょうか?この「…
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日中差異を徹底分析、就業規則における懲戒処分の定性・定量問題
S. Tachibana
就業規則に懲戒に関する規定が必要である。しかし、この懲戒に関する規定について、日本と中国の間では大きな差異があることに十分な留意が必要である。 1. 「罰金」と「損害賠償」の違い 罰金とは刑罰の一…
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