ベトナム労働法改正(5)~残業時間上限引上げの真実と対応
S. Tachibana
<前回> 【政策3】残業時間上限の拡大と労使協定 (1) 現行労働法令・関連条文抜粋 「ベトナム労働法」 第106条 時間外労働 1.時間外労働とは、法律、集団労働協約または就業規則で規定された通…
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「一身上の都合」ベトナム vs 中国異なる辞職取扱い(2)~「実体要件」と「手続要件」
S. Tachibana
<前回> (4) ベトナムにおける「一身上の都合による退職」 ベトナム「労働法」第37条では、労働者の辞職の実体要件と手続要件として、次のように定められている。 「労働者が労働契約を一方的に解…
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「一身上の都合」ベトナム vs 中国異なる辞職取扱い(1)~「願い」と「届け」
S. Tachibana
「一身上の都合」――。 日本人なら誰もがお馴染みのセリフ、「自己都合による退職(辞職)」という従業員の意思表明である。しかし、これはベトナムや中国の人事労務管理現場では、だいぶ要件や定義付け、そし…
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ベトナム労働法改正(4)~賃金テーブル届け出義務の廃止
S. Tachibana
<前回> 【政策2】賃金制度への公権力介入の緩和 (1) 現行労働法令・関連条文抜粋 「ベトナム労働法」第90条 賃金 1.賃金は両当事者の合意に基づき、業務を遂行ために、雇用者が被雇用者に支払う…
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中国からベトナムへシフト、時間差で同一軌跡を辿る実証
S. Tachibana
旧文新読 【質問】(2007年9月) 周知の通り、最近中国の一連の政策変更によって、加工貿易がますます難しくなりました。当社は加工貿易を十数年やってきた会社として、大変困っています。加工貿易の政策は…
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ベトナム労働法改正(3)~法定最賃と企業内最低賃金の運用
S. Tachibana
<前回> 【政策1】法定最低賃金基準の明確化 (1) 現行労働法令・関連条文抜粋 「最低賃金」とは、法定労働基準における最低基準である。つまり、最低限支払わなければならない賃金の下限額のこと。「最賃…
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ベトナム労働法改正(2)~改正ポイント・政策的方向性
S. Tachibana
<前回> ベトナム労働法改正。企業や雇用者にとって改善か、それとも改悪か。それを語る前にまず「労働法」とは何か、労働法の性質について少々掘り下げてみる必要がある。 労働法というのは、雇用主と労働者…
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ベトナム労働法改正(1)~なぜ改正するか?経緯と背景
S. Tachibana
ベトナム労働法改正、再起動した―。 1月15日付けのベトナム国内メディアが報じたところによると、労働傷病兵社会省はこのほど、労働法改正案を発表した。改正案は来年早々国会に上程され、同年10月開催の…
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ベトナム労働法改正再起動、日系企業への影響とは?
S. Tachibana
ベトナム労働法改正、再起動した―。 1月15日付けのベトナム国内メディアが報じたところによると、労働傷病兵社会省はこのほど、労働法改正案を発表した。改正案は来年早々国会に上程され、同年10月開催の…
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