【Q&A】中国・労災保険対象外の薬を使った場合、会社負担となるのか?
S. Tachibana
【質問】 従業員が工傷を負い、工傷保険(労災保険)で支払えない薬を使った場合の治療費は、会社側が負担しなければならないのでしょうか? 【回答】 「労災保険条例(2010年改正)」第30条によって、…
続きを読む
続きを読む
戦争に、国際法はあまり役に立たないそれだけの理由
S. Tachibana
ウクライナ戦争について、「国際法」を持ち出して、戦争や戦争実施の正当性を議論しようとする人がいる。学術的にともかく、実務においてはあまり意味がない。 以前、私がロースクール時代に国際法の授業を何回…
続きを読む
続きを読む
中国・ロックダウンによる休業期間中の賃金支払いについて
S. Tachibana
完全封鎖となる上海型ロックダウンが長期化し、会社の運営はリモートワークを除いてほぼ休止状態に追い込まれている。こうしたロックダウンについて、休業期間中に会社は果たして従業員に賃金の支払い義務があるの…
続きを読む
続きを読む
【事例】残業時間を誰が証明するか?会社 or 従業員
S. Tachibana
残業時間に対して会社あるいは従業員のどちらが立証するかは、実際には見解の違いがあり、地方によって対応が異なっている。不定時勤務時間制の従業員に対して、会社は残業手当を支払う必要がない。 【事例】 …
続きを読む
続きを読む
【判例】中国労働紛争における少額訴訟制度適用、審理短期化が目的
S. Tachibana
【判例】 2013年3月、敏さんは広東省恵州市にあるメディア企業の求人に応募し、同月中旬に試用期間契約を締結した。試用期間は3か月となっていた。ところが、同年5月初めに会社は敏さんとの労働関係を解除…
続きを読む
続きを読む
▶【立花経営塾】第115回~自主的な残業、海外拠点での取り扱いポイント
S. Tachibana
中国やベトナムなどの海外拠点では、会社から言われなくても自主的な残業を行い、仕事を仕上げる現地人従業員がいる。その場合は、残業代を支払うべきか。残業は会社の制度によるもので、特に上司指示または残業申…
続きを読む
続きを読む
中国における医療期間に関する実務いろいろ
S. Tachibana
1. 試用期間中の医療期間の問題 試用期間中の労働者にはもちろん休暇の権利があるが、特に病気を患った場合の病気休暇については、試用期間中であることを理由に、労働者にこの待遇を与えないわけにはいかない…
続きを読む
続きを読む
【事例】仮病疑惑にかかる傷病休暇の処理実務について
S. Tachibana
【事例】(ベトナムの参考にもなる) 某外資企業5年以上勤めていた李さんは、最近会社の年度考査に不満を持ち、その後、胃炎や頚椎の痛みを理由として、しばしば傷病休暇を取るようになった。李さんから提供され…
続きを読む
続きを読む
▶【立花経営塾】第113回~管理職に残業代計上しない、海外でも運用していいか?
S. Tachibana
管理職であれば、残業代や休出手当が支払われない。日本国内の場合でも最近、「名ばかり管理職」問題が顕在化しつつある。中国やベトナムなどの海外拠点では、どのような法律が適用しているのか?日本国内同様の扱…
続きを読む
続きを読む