日曜日の夜、ハノイ市内のベトナム居酒屋「Chim Sao」(チムサオ)で食事。8月のハノイ出張時初めて行ったが、すっかり気に入ってのリピーターだ。
前回よりも美味しくなったような気がする。とにかく気取らない、素朴な家庭的な料理が魅力的だ。あとはなんといっても地酒、ベトナム地産の米酒。料理とまた合うこと。ついつい飲みすぎてしまう。
タイの悪口をいうつもりはまったくないが、食に関して、私個人的にはベトナムが好きだ。タイ料理といえばいろいろあるが、最終的に自分の好みからいくと、やはりグリーンカレーとトムヤムクンに限られ、ほかはあまり印象に残るものが多くない(個人的な鈍感さかもしれないが)。
だが、ベトナムは違う。それはそれはものすごいバリエーションで飽きない。この「Chim Sao」という店もほぼ全メニューを制覇したい。まだ五分の一もクリアできていないので、あと何回も通いたい。
そうだ、もう一つ。タイ料理に合う酒が少ない。ビール以外に、高級タイ料理ならワインもOKだが、少々気が引ける。ベトナムだと、このような米酒といった泥臭い地酒があるのが嬉しい。そういえば、タイ料理よりも、ベトナム料理がずっとつまみに向いているといえるかもしれない。