明日ベトナム法人開業、入り口に立って出口を考える

 10月11日、日曜日は例によって出張の移動日。早朝クアラルンプール発のマレーシア航空で、昼12時15分ハノイ着。13時30分、日航ホテルにチェックイン。

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 明日10月12日、エリス・ベトナム現地法人開業、ハノイの日航ホテルでセミナーを行う。15日、ホーチミンでも同じセミナー。題は「ベトナム人事労務の勘どころ」で、以下のような内容だ。

  ● 【速報・TPP関連】
   ・TPP労働基準とは?ベトナムにどのような影響があるか?
   ・ベトナム労働法政策はどのように変わるか?
   ・企業の労務管理実務ではどのように対応するか?  
  ● ベトナムにおける人事制度設計の基本
  ● 人材の選び方、迎え方、接し方、育て方と送り出し方
  ● ベトナムに適した賃金等級制度とは?
  ● 納得度最大化、評価査定制度の作り方と使い方
  ● これからのベトナム人件費上昇への対応の仕方、
  ● 事例学習

 ベトナムでは、当社より早く進出した人事労務系コンサルティング会社もおられるなか、当社はどのような独自性を目指すか。実はいろいろ考えた末、考えないことにした。答えは私にではなく、クライアントに求めるべきではないかと、思ったのだった。

 企業が求め、当社や私が提供できるもの、それを目指せばいい。その接点がないと、それはベトナムに出る意味がないことになるので、それが判明された時点で、当然撤退するだろう。

 開業と同時に撤退を考える。入り口に立ったところで、出口を確保するのが、私のやり方だ。ではでは、ベトナムの仕事をぼちぼち始めます。