「四低」下流層を狙え、中国ネットビジネスは羊毛は豚から取れ

 中国モバイル・インターネット産業連盟常務副理事長・李易氏が昨日、クアラルンプールで開催されたフォーラムで講演し、こう語った。

 「中国のネットビジネスで成功するには、『四低』という下流層を狙わないとダメ。つまり、低年齢、低学歴、低収入、低知能。下流はエリートよりはるかに重要だ。世界のいかなる場所においても、下流層がエリート層より数が断然多いからだ。過去も証明されている。エリート向けのネットビジネスは全滅したが、下流層向けのビジネスだけが生き残っている。しかも、元気に生きている」

 「馬雲氏たちは、ユーザーユーザーと言っているが、見ての通り、ユーザーはカネを一銭も払っていない。で、何で儲かるの?要はアクセスだ。巨大なアクセス数があれば、カネが湧いてくるのだ。『羊毛は豚から取れ』ということだ」

 いささか差別用語の使いすぎではないか。日本だったら問題になっているかもしれないが、ここマレーシアの中文経済紙は氏の演説を絶賛し、「そうだ、そうだ」の連呼である。表現はともなく、氏が言っていることはある種の事実である。

 中国でネットビジネスを志す日本人の皆さんも、是非ご参考にしてはいかが。

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