NHK取材を拒否する理由、非常識記者には「NO」

 NHK報道局の某記者から、取材依頼のメールがやってきた。

 見ていると、文中に一か所だけ、私の名前がなぜか「○井様」になっていた。たまに、私の「立花」が漢字変換で「橘」にされることがあるが、それはそれでまあ許容範囲としても、「○井様」とは何事か。恐らくメール用の標準フォーマットを流用したところ、前のメールが○井さんに宛てられたものだったのだろう。

 さらに見て行くと、メール文末の署名欄に、この御仁の所属社名まで間違えられていたのだった。「NHK報道局」がなんと「NH報道局」になっていた。「NH」は確かに全日空の識別コードだが・・・。報道関係者として、いや一社会人としてさぞかしこれでは粗末過ぎるのではないか。

 それでも私は一応返信する、「まず、番組名を教えてください」。すると返事が来た――。「『国際報道2015』か『ニュースウオッチ9』あたりの提案用事前情報取材だ。具体的な番組名はまだなく、純粋に勉強させてもらえたらと」

 なんで、君の勉強に私は協力しなければいけないの。受信料ならぬ授業料を戴かずに、時間をかけて国際電話料金まで払ってご協力するつもりはさらさらない。

 ごめんな、私よりも「○井さん」にお願いしてね。