マレー東海岸の旅(5)~洋上トラブルとクランタン・ラクサ

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 8月17日(水)。午前10時過ぎ、BuBuリゾートの専用大型ボートでペルヘンティアン島から本土へ向かう。しかし、問題発生。海のど真ん中でボートのエンジン故障。とうとう救援の小型ボート、まさに「助け舟」がやってきて、洋上で荷物とともに乗り移る。予定時刻に遅れて、やっと本土側のクアラ・ブスッ船着場に無事到着。

 そこで、タクシーに乗って一路北上。午後1時過ぎにコタバルの宿、ホテル・ペルダナ(Perdana)にチェックイン。

160817-1312-Hotel Perdana Kota Bharu

 久しぶりに都会風の立派なホテルに踏み入れ、思わず感動。立派なビル、立派なエントランス、立派なロビー、立派なエレベーター、そして立派な部屋。

160817-1316-Hotel Perdana Kota Bharu

 ボートの洋上トラブルですっかり疲れたので、午後のコタバル市内観光をキャンセルして、遅めの昼食でルームサービスを頼む。たまたまオーダーしたクランタン・ラクサは大当たり。これがうまいこと。疲れが一気に吹っ飛んだ。

160817-1426-Hotel Perdana Kota Bharu-Laksa Kelantan

 魚醤の効いた濃厚なココナッツミルクスープが何といっても特徴的。アッサム・ラクサほど魚の臭みというか香りというかがきつく自己主張せず、旨みだけがココナッツミルクとうまい具合に溶け合って、あの濃厚なフレーバーはたまらない。あっという間にクランタン・ラクサの虜になってしまった。

 元気が出た。午後はホテルで仕事をして、夜は美味しい料理を求めて街に繰り出そう。

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