マレー東海岸の旅(4)~相性悪いペルヘンティアン島

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 リゾートの朝は早い。なんて勝手に決め付けるのが自分。日の出とともに早めの朝食を取り、誰もいないビーチで読書するのが至福のひと時である。

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 リゾートにチェックインした日曜は、島中が人混みでうるさかった。正直、ペルヘンティアン島とは決して相性が良いわけではない。欧米人のバックパッカーが殺到している分、恐らくこの小さな島の許容人数上限を超えているのではないかと。

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 リゾートの中はまだしも、両側が「海の家」に囲まれているだけに、煩さが倍増。大音量のBGMが深夜まで鳴り響く。騒音源がホテルではないので、こればかりは苦情をつけようがない。ただひたすら我慢・・・。

 若いバックパッカーを客層とする島であった。島全体に割合的にビーチの面積が少ない分、人口密度が相対的に高くなる。小島だからこその逆説的な結論、事前調査が不足だった。深く反省する。

 海が一見きれいに見えるが、ビーチあたりは生活ごみが所々浮かんでいる。これも過密な観光客密度に起因するものだろう。

 島を見渡すと、あちこち建設工事が進んでいる。もちろん、ホテルである。まだ観光客を増やそうとしているのか。この島の将来も見えているような気がする。

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