ベトナムに向かう中国人ビジネスマンたち、時代の潮流逆らえぬ

 12月8日(木)、長い出張の最終目的地ベトナム・ハノイへ向けて、上海浦東空港を飛び立つ。

 ベトナム航空VN531便のビジネスクラスは満席。半数以上が中国人ビジネスマン。離陸前の電話では、「産能削減」「生産性向上」「リストラ」と次々と指示を出していく。

 外資だけでなく、中国企業もベトナムにシフトしているのだ。なるほど時代の流れには、どこの企業も逆らえない。それにしてもその明るいムードとは、ある意味で現実主義的な企業家精神の体現といっても良さそうだ。

 18時25分、ハノイ・ノイバイ国際空港到着。19時45分、ホテル日航にチェックイン。市内のスーパーで夜食の調達をしてみると、品揃えが劇的に改善していることに驚く。物価も上がっている。

 ベトナムの経済発展は早い。この躍動感には興奮してやまない私である。明日のハノイ・セミナーは楽しみだ。