経済発展の裏とは?ベトナムが中国の道を辿る

 2月20日(月)、ホーチミンでセミナー開催。

 本日の参加者のなかにも中国広東省駐在経験者の方がいて、「今のベトナムは中国の道をそのまま辿っている」と感想を述べられた。

 特にコスト問題。絶対値ではベトナムは中国よりコストが安いが、ただ中国よりも早いペースで上昇している。この先はやはり憂慮せずにいられないという。

 まったく同感。

 夜、友人らとレタントンで食事会。ベトナム暦9年の方は、「特にこの3年、ベトナムの変化が大きい」という。私自身もちょうど3年前からベトナムの仕事を始めたので、これも感想を共有できる。

 そういえば、昔、中国のこともみんなよく「変化が大きい」「様変わりした」と口を揃えていたことを思い出す。一般的に経済発展をポジティブに捉えるが、その反面、人件費をはじめとする諸コストの上昇も決して看過できない。

 と感じ入る今この頃だ。