日本独自の規格基準で「ドメ感」、品川プリンス宿泊雑想

 東京出張。アポの都合上、今回は品川駅真ん前の品川プリンスホテルに泊まる。気が付いたら、羽田空港にも都内にもアクセスが便利でいい場所だった。

 品川プリンスのチェックインだけは難儀。長蛇の列で待ち時間25分。部屋はやや狭いが、日本だから仕方がない。客室の窓から品川駅を見下ろし、鉄道ファンでなくとも楽しめる景色でなかなか気分がいい。

 今度はWiFiの接続でまたトラブル。サービスセンターに聞いたら、まず規定のパスワードを入力してから、TVをつけて独自に付与されたアクセスキーを取得し、さらにこれを入力するという順序だった。

 世界のどこへいっても、ホテルWiFiの接続は大体部屋番号と苗字の組み合わせだが、やはり日本はいろんな意味で独自の規格や基準や仕様があるものだ。海外に長く住んでいると、意外にもそういうところで疎遠感を抱かされるよりも、「日本ドメスティック」を強く意識させられる。

 さあ、食事だ。品川にも美味しいところがあるのか。