AI時代のニッチ市場、千載一遇のチャンス狙え

 AI(人工知能)がどんどんわれわれの世界に浸透する。そこで淘汰される職業や仕事がよく語られるが、思うには100%根こそぎ淘汰される職業は少ないだろう。

 1つの職業がほぼ淘汰された場合でも、必ず「抜け目」がある。この「抜け目」が新たなニッチ市場を形成する。これは逆に狙える千載一遇のチャンスなのだ。既存の秩序が破壊されようとしたときに常にチャンスに満ちている。新たなルールや秩序を確立するチャンスだ。ルールを制するものは世界を制す。

 だから、どんな職業が淘汰されるよりも、どんな人間が淘汰されないか、これを考えたほうがよほど建設的だろう。

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