イポー食い倒れ日記(10)~お土産には、イポーの塩鶏とポメロ

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 9月15日(土)。イポー最終日に予定されていた第7ラウンドの昼食は、満腹のため取ることができず、買出しに切り替える。

イポーの街並み

 11時前に、ホテルをチェックアウトし、車で移動する。そういえば、今回2泊3日のイポー滞在中に一度も車やタクシーを使ったことがない。すべての食事スポットがホテルから徒歩1分~15分の圏内にあったからだ。ホテル・エクセルシオール (Hotel Excelsior)の地の利は抜群だった。

 イポー名物の塩鶏を、専門店「宴瓊林塩焗鶏」(Aun Kheng Lim Salted Chicken)で7羽購入。1羽21リンギット(約560円)という安さ。出来立て熱々の鶏パックを保温ボックスに詰めて持ち帰る。さらにイポーのフルーツ、ポメロも購入。車の利便性はなんといっても自由に買い物ができることだ。

 2時間ちょっとのドライブで、午後14時、自宅に帰着。早速も愛犬たちが匂いを嗅ぎつけてやってくる。よほど良い香りしていたのだろう。

 ポメロも美味しそうだ。淡黄色の果肉はジューシーとはいえない。むしろ汁気が少ないほうだ。ただ、その独特な「粒感」がたまらない。上品な甘みと酸味に程よい苦味が混じっているところも素晴らしい。

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